
NHKの実写ドラマが大好評を博した「トクサツガガガ」。
ブルーレイとDVDも発売されることになりました。
いやー、本当にありがとうございます!
無論予約済みです!
丹羽庭さんによる原作の漫画は、先日単行本16集が発売されました。
ちなみに、「丹羽庭」で「たんば・にわ」さんと読みます。
「にわ・にわ」さんではありません。
<以下ネタバレあり>
13集で、上京してきた母親とえらいことになった仲村さん。
ついに決心を固め、実家に帰って母親と対面することを決意したのが14集でした。
具体的な地名はわかりませんが、仲村さんの地元は関西のどこかです。
この帰郷に、吉田さん、北代さん、みやびさんが乗っかって、名古屋&大阪の珍道中が展開されます。
今回の1冊はその旅立ちから、仲村さんが母親と対峙するところまでが描かれており、早い話がまだ母娘の決着はついていません。
因縁の対決は待て次集、というわけでこの16集は、4人がビーボーイズのイベントに行ったり、フィギュアの撮影をしたり、名古屋飯を食べたり、「獣将王(ジュウショウワン)」の最終回を観たり、道頓堀界隈のベタなスポットを見物したり、お好み焼きを焼いたりしているところを、こちらも旅気分で楽しみましょう(笑)。
言うまでもなく、その合間合間に特撮ネタやアイドルネタが織り交ぜられており、しかもそれが別に特撮やアイドルのファンでなくても面白いと思わせてくれます。
本当にうまくストーリーを作ってるよなぁと感心させられます。
個人的に特筆しておきたいことは、大阪の天神橋筋商店街が描かれていることです。
作中では触れられていませんが、天神橋筋商店街は日本一長い商店街として知られています。
第157話の冒頭に描かれているのは、その天神橋筋商店街(“やたら施設名を連呼する”)の北の端に当たる天神橋筋六丁目、通称天六と呼ばれるエリアです。
上の写真は作中の絵と同じアングルで撮ったものです。
何週間か前に放送された「チコちゃんに叱られる」でもこの周辺でロケをしていました。
商店街入口の左側にあるビルの中には「大阪くらしの今昔館」という博物館があります。
館内には江戸時代の大坂の街並みが再現されたフロアがあり、今は亡き桂米朝師匠のナレーションによる解説を聞くことができます。
街並みを歩いたり、ワンフロア上から眺めたりして、落語に登場する大坂の景色を体感できるのが楽しい。
そして、天六からは少し離れますが、この天神橋筋商店街沿いには大阪唯一の常打ちの寄席である天満天神繫昌亭があります。
天神橋筋商店街(“やたら施設名を連呼する”)は、上方落語の聖地なのです。
盛大に話が逸れましたが、「トクサツガガガ」の17集は9月30日頃発売だそうです。
その前に、ドラマのブルーレイとDVDが9月3日にリリースされます。
9月が遠い……。
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