群青色の時間

遥かなるマスター・オブ・ライフ<人生の達人>への道

按針塚/ウィリアム・アダムズ a.k.a. 三浦按針

先週の「どうする家康」にウィリアム・アダムズが登場した。

ウィリアム・アダムズ、またの名を三浦按針。
番組後の紀行コーナーでも取り上げられていた。
あれ?
登場を楽しみにしてたんやけど、これで出番終わり??

アダムズは西暦1600年に日本に漂着したイングランド人の航海士。
徳川家康に重用されて江戸幕府の外交顧問を務めた人物である。
旗本に取り立てられて三浦按針と名乗り、江戸時代最初期の日本が欧州各国と渡り合うために活躍したことで知られる。

簡単に外国と行き来できなかった時代の話。
アダムズも、まさかユーラシア大陸の向こうにある島国で侍になり、その地で生涯を終えるなどとは思いもしなかっただろう。
異世界転生を地で行った人物と言える。

以前、神奈川県横須賀市塚山公園内にある按針塚(安針塚と表記されることもあり)をお参りしたことがある。
最寄りの京急安針塚駅から塚山公園に至るまでの上り坂の角度がなかなかえげつなかった。
訪れる際はスニーカーで行くことをお勧めします。

(2018年6月撮影)