
初めて事前審査を通過して出場した社会人落語日本一決定戦が終わった。
現地に来ていただいた皆様、SNS他で励ましの言葉を下さった皆様、ありがとうございました。
結果は予選敗退。
決勝の舞台、アゼリアホールへの壁は高かった。
そんなに簡単なものではないのはわかっていたことである。
無念ではあるしミスもあったが、持ち時間の10分間で持てるものは出し切ったと思う。
とにかく何もかも足りない、稽古も全然足りていないということを痛感した。
これから精進あるのみ。
普段は落語教室の発表会以外で落語を披露する機会があまりなく、特に大部分のオーディエンスが私のことを知らないという環境での高座は非常に貴重な経験になった。
この日のお客様はとても温かく、よく笑って下さって本当にありがたかった。
今大会の出場者は約150人。
社会人落語をやっている人達がこんなにたくさんいるのだということを実感できたし、大いに刺激になった。
一昨年、昨年と、2年続けて事前審査に通らず、観客として本戦を観に行って、出演者の人達が首から下げているバックステージパスが輝いて見えてめちゃくちゃ羨ましかった。
今年ようやくこれを手にすることができた。
とにかく一歩先に進んだ2024年。
また来年。