新日本プロレス、次はアリーナで観たい
9日(日)に新日本プロレスを観に行ってきました。
ほとんど初めてのプロレス観戦だったわけですが、いやー、大いに楽しめました。
会場内の非日常感、満員の観衆の熱気、やっぱりスポーツでも音楽でも落語でも何でも、現場で観るのは格別です。
こちらが今回の会場の大阪城ホール。
ロックコンサート以外でここに来るのは初めてでした。
開場前に周辺をうろつき、駐車場で新日本プロレスの運搬車等も確認。
こういうのを見るのも大好物です。
これで全国回るわけですよね。
ツアー感が最高やなぁ。
この日は試合開始が16時で、開場時間は14時半でした。
入場して、まずは自分の席へ。
スタンドの指定席を買ってたんですが、何と最後列の席でした(笑)。
スタンドからの眺めはこんな感じです。
リングの上にモニターが設置されていて、試合中は選手の姿を映しているため、遠くの席からでも選手の表情を見ることができます。
試合はタッグマッチとシングルマッチが計8試合組まれていました。
まずは4対4のタッグマッチから始まりました。
キン肉マンだとマッスルドッキングとかで同時に2人の相手をKOして試合が決したりするわけですが、現実のプロレスは1人がやられた時点で試合終了です(ど素人の極み)。
タッグマッチの場合、リング上で戦ってる人達とリング外で争ってる人達に分かれていたり、リング上が無人で複数個所で場外乱闘が展開されていたりします。
そもそもプロレスの見方がよくわかってないんですが、こういう場合はどっちを見てりゃ良いんでしょうかね。
好きな方を見とけば良いんでしょうけども。
しかし、あれだけ蹴ったり頭から叩きつけたりパイプ椅子で殴ったりして、骨折したりもしないというのは驚愕です。
攻撃の力加減の相場(?)がわからないので、いちいち「ええええ!」、「うわあああ!」、「嘘おおお!」となってしまってました(笑)。
技のかけ方や受け方もあるのでしょうが、やはり鍛え方が違うんでしょうね。
個人的には高橋ヒロム選手 VS リュウ・リー選手の試合が最も見応えある一戦でした。
試合は相手あってのことなわけですが、普通のスポーツとしての格闘技以上に、組み合わせの相性の良さというものがあるのかもと思った試合です。
メインイベントの内藤哲也選手 VS KENTA選手の因縁の対決は、内藤選手が顔面に大流血しながら勝利し、ダブル王座を防衛。
一回作った因縁をどのくらいのスパンで回収するのか、プロレス観戦の素人なのでよくわかっていませんが、今回は内藤選手が勝利して多くのファンの溜飲が下がったものと思われます。
内藤選手が勝利した後の「大合唱」は、大阪では初だったそうです。
良い試合に当たりました。
プロレスというものは各人それぞれの楽しみ方ができる娯楽なのかな、と思っていますが、私のようにショーだと割り切って楽しむのが健全なのかどうかはよくわかりません。
しかし、恐らく会場にもそういう視点の観客は少なからずいるのではないかと感じました。
適切な(?)タイミングでブーイングしたり、コンサートのオーディエンスのように、観衆のレスポンスもショーの一部なんだと思います。
現在、新日本プロレスは観客動員が絶好調だと聞きます。
ウェブ上で動画や記事を誰でもどこでもいつでもチェックすることができるため、ショービジネスとしては演出をファンに共有させやすい環境であると言えると思います。
ネットを活かしたマーケティングが非常にうまくいっているという印象です。
何にしても、試合自体が迫力があって楽しめるものであることは間違いありません。
今回はスタンド最後列という一番遠い席からの観戦でしたが、次回は是非アリーナ席で観てみたいと思います。
そして、最後に書いておきたいことがあります。
会場や大会によって違うのかもしれませんが、今回の大阪城ホールでのイベントは酒類が一切販売されていませんでした。
うーむ、プロレス観戦の環境がこんなにクリーンなものだったとは(笑)。