SF資質「慎重さ」その1
今回からこのカテゴリーで、私のストレングスファインダーの診断結果を元に、示された資質と実際の状況の検証を行ってみようと思います。
まずは、1位にランクされた資質「慎重さ」についてです。
ストレングスファインダーを受けて、「慎重さ」という資質が1位になったことに、大いに納得したことをよく覚えています。
この「慎重さ」という資質はともすればネガティブに受け取られがちで、私の場合もこれを自分の強みとして活かせていないと感じています。
何らかのプロジェクトを立案して実行するグループにおいて、「慎重さ」の持ち主は「大失敗を未然に防ぐ」という活躍を期待されるべきなんです(強調)。
しかしながら、行け行けタイプの人の方がリーダー感があるし、発言も受け入れられやすいしで、慎重タイプの人が皆の関心を集めることはなかなかありません。
しかも、「慎重さ」資質を持っている当人が、「いやー、それリスクあるでしょ」などという発言をすること自体に慎重になってしまったりします(汗)。
仮にうまく意見が通って、そのために失敗や事故が回避されたとしても、そういったことが「起こらなかった」という事実は目立たないので、滅多に「君のお陰で助かったよ~」ということにはならず、毎度報われない役回りを演じているのです。
むしろ、往々にして「典型的な仕事が遅い奴」とか「チキン野郎」に認定される始末です。
これではいけないということは、ストレングスファインダーというツールを通して自覚することができました。
この資質を如何に活かしていくか、というところが当面の課題です。
私の場合は「慎重さ」が1位なので、特にこれを強みにしなければなりません。
プロ野球でも、ドラフト上位の選手が本来のポテンシャルを発揮しているチームは、比較的短期間で強くなります。
自分を向上させる近道として、ストレングスファインダーで割り出された上位資質を活かす方法を考えていきたいと思います。
それにしても、「慎重さ」資質保持者は、本当に縁の下の力持ちなんですよ。
大体、誰も縁の下とか覗かないですからね。
なかなかその潜在的価値に気付いてもらないんですよねぇ……。
記事のタイトルに「その1」と付けているのは、今後この資質を強みとして使えるようになるまで何度でも書いていこうという意志を示したものです。
とりあえず宣言することによって、私の4位の資質「責任感」を発動して「慎重さ」を強み化しようという意図です。
精進します。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
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