群青色の時間

遥かなるマスター・オブ・ライフ<人生の達人>への道

いよいよ今週末! 「前畑がんばれ」!!

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」も、間もなく第四クオーターというところになってきました。

しかしまあ、相変わらず毎週のように視聴率が視聴率がというニュースが聞こえてきます。
内容については賛否両論、と言いたいところですが、相当“否”の方に偏っているようです。
個人的な感想で言うと、スポーツファンとしては楽しんで観ています。
大河ドラマというカテゴリーと言うか概念と言うか、そういうものとは切り離して観ている、という感覚です。
とは言え、これまでの大河を楽しんで観てきたファンの多くがコレジャナイ感に苛まれているのももっともだろう、というところですね。

再来年(2021年)の大河(タイトルは「青天を衝け」)では、現在放送中の連続テレビ小説なつぞら」で山田天陽を好演した吉沢亮さんが主演を務めることが先日発表されたわけですが、NHKの「『いだてん』から切り替えていく」感の勢いもなかなかのものです。
なつぞら」で天陽君が亡くなる話が放送された翌週に大河主演をアナウンスするという演出には、正直度肝を抜かれました。

「いだてん」の話に戻りますが、作中では1936年のベルリン五輪の真っ最中です。
そしていよいよ、来週の第36回は前畑秀子さんが悲願の金メダルに挑みます。
サブタイトルはずばり「前畑がんばれ」!

いやー、ようやく来ましたね!
前畑ファンとして、今年の大河ドラマに最も期待するところでした。
前回大会のロサンゼルス五輪の前から前畑さんを登場させていたところから、しっかり時間を使って話を展開してくれるのだろうと思っていました。

実況の河西三省アナウンサーの視点という部分も描いてくれそうなので、そちらも楽しみです。
河西さんを演じるのはウルフルズトータス松本さんですが、前畑がんばれと言うかガッツだぜ的なことで、金メダル獲ったらバンザーイってことですよね!
ウルフルズファンの自分としては、むしろトータスがんばれ、大丈夫か、という気持ちもかなりあったりするんですけど!
何かもう既に興奮しすぎているのかもしれないのでちょっと落ち着かなければ。

願わくば、前畑さんとデッドヒートを繰り広げる、ドイツ代表のマルタ・ゲネンゲル選手にもスポットを当ててくれていると嬉しいです。
ああいう状況下のドイツで行われた五輪で、開催国の代表として、ゲネンゲルさんも相当追い詰められていたのは間違いありません。
前畑さんがロスで銀メダルを獲得した時に、「なぜ金メダルを獲ってこなかったんだ」と言われたような出来事は、ベルリンのレース後にゲネンゲルさんにも起こったことかもしれません。

とにかく、題材的に次回は神回必至です。

本当に全ての人に観ていただきたい。

今まで「いだてん」を1回も観たことないという方にも観て欲しい。

ぶっちゃけ、その次の週から観なくてもいいからこの1回だけは観てもらいたい。

どうしても「イッテQ」や「ポツンと一軒家」をリアルタイムで観るもんね、という人は、「いだてん」は録画しておいて下さい。

いやいや「イッテQ」をリアタイ視聴して「一軒家」は録画するし、うちダブ録できるレコーダーねえし、というあなたは、BSプレミアムで18時からも「いだてん」放送してますので、そちらをご利用下さい。

そしてBS4Kではなんと午前9時からやってますよ。

お金出すほど早く観られるシステム、わかりやすい!

それにしても、「いだてん」の公式サイトにアップされている予告動画(2分)を観るだけで涙腺が(笑)。
令和元年9月22日(日)、いよいよ号砲!